デジタル化で毎日の検温管理がラクに!
八幡台幼稚園様 らくらく検温
この度、株式会社ワイイーシーソリューションズは、らくらく検温を導入いただいている八幡台幼稚園様にインタビューを実施いたしました。
本記事では、事務の鈴木様にインタビューした内容をご紹介させていただきます。
Y:YECインタビュアー、八:八幡台幼稚園 鈴木様
八幡台幼稚園について教えてください。
2022年で46年目となる幼稚園です。ひろびろとした園庭を使ったのびのび保育が基本方針です。
園児数は、満3歳~年長まで約160名の園児が、毎日楽しく過ごしています。
らくらく検温を導入される前は、どのような検温管理をされていたのでしょうか?
コロナ以前では、プールの時期のみ、検温と園児の健康状態を出席シール帳に記載してもらっていました。
コロナが流行してからは、一か月分の体温記録と健康チェックが出来る紙を配布し、毎朝持って来てもらっていました。紙で管理をしていると、どうしても検温忘れや提出漏れが起きてしまいました。
特に、プールの時期は、検温忘れの園児がいると、担任が保育のすき間を縫って、保護者に電話をかけていたので、かなり手間がかかっていました。さらに、保護者に連絡がつかず、体温や体調の確認が出来ない園児は、元気そうであってもプールに入れなくなってしまうので、せっかくプールの準備をしてきた園児が残念がっている事も多々ありました。
らくらく検温を知ったきっかけと、導入された経緯を教えてください。
バスキャッチの管理画面にらくらく検温のお知らせが表示されて、存在を知りました。ちょうど県の助成金の案内が出たタイミングでらくらく検温を知ったので、導入を検討しました。
先生方が毎日、健康チェックに手間と時間をかけている様子を見ていたので、これが改善されないかと思い、検温システムに興味を持ち、らくらく検温を活用することで、健康チェックにかける手間と時間が減るのでは、と考え導入する価値があると感じました。
ちなみに、他の検温システムは検討されましたか?
保護者にたくさんのアプリをインストールさせたくない、ということを考えていました。
また、バスキャッチと連携出来ないツールを複数取り入れてしまうと、保護者と職員のどちらも管理が煩雑になってしまうので、できれば1つのツールでまとめたいと思っていたため、らくらく検温以外は検討しませんでした。
ありがとうございます。
らくらく検温を導入されたとき、保護者や職員の方々は混乱されてませんでしたか?また、苦労した点はありますか?
保護者の方々に、らくらく検温のアプリのインストールとログインをして頂いた時は苦労しました。ログインがうまく出来ない保護者がいたので、ヘルプデスクの方の指示のもとに、職員が園で一緒に操作しながら確認をしたこともありました。
また、サーマルカメラの設置場所が半屋外なこともあって、厳冬期と酷暑など季節により、どうしても誤作動が出てしまうので、向きや角度、設定を変えたりと、常に試行錯誤を重ねています。
その際はご対応いただき、ありがとうございました。
そもそも八幡台幼稚園さんは、デジタル化にご興味があったのでしょうか?
最近まではアナログだったのですが、ここ1、2年で業務のデジタル化が始まりました。手書きの良さもあったのですが、教育の質の向上を図るため、デジタルに移行できるものは、徐々にデジタル化を進めています。先生や保護者が混乱しないよう、ゆっくりと進めております。
先生方はもともとITに強いわけではなかったのですね。
デジタル化について、保護者の評判はいかがでしょうか?
卒園時に、保護者へアンケートを行うのですが、そのアンケートの中にはIT化に対しての意見もありました。らくらく検温を導入したことで、毎日の検温管理が楽になったという意見もありました。
ありがとうございます。
実際にらくらく検温を使われている先生方の評判はいかがでしょうか?
先生たちが毎朝、体温の記録表を回収して確認する手間がなくなり、体温と体調のチェックが同時に出来ています。さらに、提出確認や記載漏れも減ったため、先生の業務が減り、費用対効果が高いと感じました。
また、これまでは脇の下に挟んで計測する体温計が各教室に置いてありましたが、現在は非接触型体温計を各教室に配備しているので、検温の時間が短縮できました。
サーマルカメラで誤検知があった時も、非接触型体温計で測れるので、とても便利です。
ありがとうございます。
らくらく検温で不便と感じる点やご要望などありましたら、お聞かせください。
非接触型体温計が電池式なので、充電式に変わってくれるといいなと思います。あと、非接触型体温計をスマホとペアリングする時に、表示される体温計の名前が全て同じなので、台数が多いとどれを接続したら良いのか分かりづらいです。
また、非接触型体温計で検温する時に、らくらく検温アプリから園児名を選んでから検温するのが、少々手間に感じる先生もいるようです。
最後に、バスキャッチでの検温情報の活用が強化されるとうれしいです。例えば、検温の画面のフィルターに、預かり保育の項目があれば便利ですし、当日に預かり保育を利用する園児のリストを印刷するのですが、体温は表示することができるものの、健康チェックの情報は表示できません。いちいち体温一覧画面から体調を確認するという、二度手間が発生してしまいます。
貴重なご意見ありがとうございます。今後の参考にさせていただきます。
最後に、ご活用いただいた補助金について、お聞かせいただけますでしょうか。
千葉県の「園務改善のためのICT助成金」を活用しました。バスキャッチ導入時にも活用していたため、らくらく検温を機能拡張として導入できないかと、補助金担当の方と相談した結果、活用することができました。
インタビューにご協力いただきまして、ありがとうございました。
今後とも、らくらく検温をよろしくお願いいたします。